昨日の悪いことを10年前のように話せる余裕と、10年前の良いことを昨日のことのように話せる無邪気さを持ち合わせた大人になりたい 。

 

親のいいなりにはならずに、でも親孝行に生きていきたい。

 

世界は広いって身をもって知りたいし、こんなに世界は広いけど、自分はこの狭い世界にいたいと思える世界をみつけたい。

 

一瞬一瞬を永遠に繋げて、そんな永遠が一瞬で過ぎるんだ。

 

なんて、ほざいてる私にとっての「大人」って架空の生き物で、いつか自分はなるけど、遠い遠い未来のことだと思ってた。

 

あと1年で正式に大人になると思うと不思議。というか今ですら大人に片足つっこんでるというか、子供最年長というか、子供と大人のハーフだけど。

 

どんなに大人になっても心に少しの青い狂気を秘めていたい。そう思ってしまうのはきっとまだ子供だからだ。

外に一人でいると、猛烈に文章をかきたくなるけれど、外にいるとなんだか気恥ずかしくて文章なんて書けない。

 電車の中でなるべくラインは返したくない、特に大切な人やじっくり文章を考えて返信したいときは絶対に降りてから返信するか、画面の明るさを最大限暗くして返す。

自意識過剰なのだろうか、誰も私の携帯の画面なんて見てないのはわかっているんだ。

けれど、無言でいながらなにを考えてるのか見透かされている感じがどうしても嫌で、外で文字を打つことはほとんど無い。

 

そして家について携帯をひらくと、さっきまで文章にしたかったことが、まるで両手ですくい上げた砂浜の砂のように指の間からするすると抜けて、さっきまでの自分がなにを考えていたのかわからなくなる。

 

でも、平日の昼間、東京で思い浮かぶことなんてきっとどうせ他愛もないことだ。